紫陽花の歴史

祖父は神戸出身で、外国の貨物船の船乗りだったのですが病に倒れ、国立病院に入院して治療をするために松本にやってきたそうです。祖母が長野県出身だったこともあり、移住することなりました。

船を降りて何をするか、と考えた時に世界中の珍しい食材などを見てきた祖父は、
「世界の食を田舎で広げよう！」と、喫茶店を始めることにしました。それが 昭和49年(1974年)のことです。

開店当初は「変わったものがある！」「珍しいものが食べられる！」「すごい店ができた！」と連日大行列。一番多い時には1日で600人くらい来店したこともあったそうです。その頃からずっと家族で経営してきました。

お店の名前の「紫陽花」は、祖父の故郷・神戸市の花が紫陽花だったことから、 故郷を想い、この名前になったと聞いています。 

ずっと変わらず、そこにあり続ける

開店当初、この辺りには「喫茶店」というものが他になく、サロンや社交場の役割も担っていたそうです。

今では「喫茶店」は珍しいものではなく、サロンや社交場としての役割はほとんどありません。
来店されるお客様も地元の方だったり、観光客の方だったりと様々です。

今はカフェや飲食店も多数あります。最近はテイクアウトの需要が増えてきたので昨年、お店の一部を改装しテイクアウトコーナーを設けました。ランチタイムにはお弁当の販売なども始めました。私たちはお客様が求めているものを提供できるよう、少しずつ変化をしてきました。

販売形態やメニューなど、変化を続けてきましたが変わらずそこにあり続けるものもあります。

家族でお客様をお迎えすること。

幅広い客層の方に来店していただいているので、それぞれの方にちょうど良い空間、時間を過ごしていただけたらいいなと思っています。

スタッフのオススメ商品

季節限定のメニューも多いので、季節毎に楽しんでいただけたら嬉しいです。

『自家製ドリンク』-季節限定のオリジナルドリンク

旬の果物を使い仕込んでいます。仕込んだものが終われば販売終了。
店内ではもちろん、テイクアウトもできるので、街ブラのお供におススメです。

『自家製ジェラート』-地産地消にこだわった新鮮ジェラート-

牛乳や卵は大町から仕入れています。ほぼ毎日手作りで常時４〜６種類ほどメニューに出しています。
食べられるものなら何でもジェラートにしちゃいます！トマトやカボチャのジェラートが並ぶ日も！
「今日は何味があるかな？」と楽しみにご来店ください！

『ケーキセット』-季節のケーキとドリンクをセットで-

ケーキセットで一番人気はアップルパイ。地元のりんごを使っています。ほんのりシナモン風味のりんごがたっぷり入っています。

人との繋がり

古いお店なので、地元の人との繋がりもあります。 見知った顔の方が来るとホッとしますし、ありがたいなあと思います。
松本城が近いので観光客の方もたくさん立ち寄ります。 こういった仕事をしていなければ出会えない方達と会える、人との関わりって面白いなと思います。

【新型コロナウイルス対策をしてお迎えしています】
入り口に手指消毒用のアルコールを設置し、密を避けたご案内と定期的な換気を行っています。
テイクアウトも始めるなど新型コロナウイルス対策に取り組んでいます。

待ち合わせや、ほっと一息つきたいときなど、ぜひご来店ください。

たくさんの方にご来店いただけることを、心よりお待ちしております。